第104回 薬剤師国家試験

どこから書こうか迷いますが...

 

どんな感じで前日を過ごしたか?,試験の流れはどんな感じか?を伝えられるよう書いていきたいと思います.

 

会場は名古屋の名城大学でした.

荷物は

○知識問題がポイントになる「衛生」「実務①②」の虹本

○薬ゼミの要点集(全巻)

○卒試の勉強で使用した,国試にも通用しそうなプリント

○予備校のプリント

○パソコン

あとは着替えとかをスーツケースとリュックにいれて行きました.

 

 

【国試前日】

ホテルに到着したのが夕方?だったと思います.

 

この日,勉強を始めたのが21時過ぎだったと思います.

直前に何をやるべきかわかりませんでしたが,とりあえず必須問題の対策を行った気がします.

各予備校(薬ゼミ,ファーマ,メディセレ)の山かけや,要点集を軽く読みました.あと,国試過去問から要点を抽出した自作のまとめプリントと卒試の自作まとめプリントにも目を通しました.

特に,物理は式がわからないと図の問題が解けないことがあるので,メジャーな式を再確認しました.

 

時間的余裕がなかったため,2週間以上前から触っていない「薬理」には,この日も手をつけず,試験直前に詰め込もうと思い,日付が変わる頃に寝ました.

 

 

【国試1日目】

朝は6時に起きて,すき家にキムチ牛丼を食べにいきました.

それから,ホテルで再び要点集とかプリントとか.

相変わらず「薬理」には取り掛からず.

 

受験会場の集合時間が8時50分だったので,8時20分ごろにタクシーを捕まえていこう思い,余裕をぶっこいていたら,全然タクシーが走っていない!!

 

配車サービスでタクシーを呼んでギリギリ間に合いましたが,生きた心地がしませんでした.

 

試験会場につくと,なんと最前列のど真ん中!!

「なんでやねん!!」と心の中でツッコミながら着席すると,両隣には大学の同期がいて,少し心に余裕が生まれました.

 

厚生労働省と書かれた名札をぶら下げた試験官が5,6名入ってきて,試験の説明が始まります.

 

そこで意外だったことが2点あります.

○腕時計はつけたままにすること(机の上に置かない)

○試験中に靴を脱いではダメ

○途中退出する余裕は無い

○試験と試験の間の休憩は短いため,詰め込む時間がほとんど無い

 

結局,「薬理」を詰め込むことはできませんでした.

 

 

1日目が終わり,夕食は近くのファミレスみたいなところで済ませて,ホテルに戻り,一緒に国試を受けた彼女の豚と答え合わせをしました.豚の方が頭がいいので,頼りになります.

 

しかし,やはり正しい解答が知りたいと思い,二人で予備校の解答速報で答え合わせもしました.

 

答え合わせの結果,心配していたより点数があったので一安心.

しかし,理論問題で2問ほどマークミス(1つ選ぶところを2つ選んだ)したことが発覚し,注意不足だったことを認識することができました.

 

よく,「国試1日目に自己採点はしない方がいい」と聞きますが,僕のように2日目への注意喚起として役立ったり,「何点なんだろ?」というモヤモヤを解消して,リフレッシュすることができるメリットがあります.

 

自己採点が終わった頃には,すでに22時頃.

この日の勉強は,実務を中心に復習しました.

寝たのは,2時頃.

 

 

 

【国試2日目】

 この日は,朝5時に起きてバナナを3,4本食べてから

山かけとかを確認.

 

前日の反省を踏まえ,あらかじめタクシーを呼んでおいて,余裕をもって試験会場に到着しました.

 

試験の流れは,1日目とほぼ同じなので割愛します.

 

この日の反省点は,睡眠時間が短かすぎたことです.

午後の試験になると,眠気がすごすぎて,最前列のど真ん中で何度も白目を向きながら問題を解いていました.こんな調子なので,なかなか解き進めることができず,見直しの時間が減ってしまいました.

 

学生としての勉強の成果を発揮する最後の試験なので,睡眠時間を削ってでも挑む人もいますが,僕みたいに試験中に白目をむくハメになるのでオススメしません.

 

 

【感想】

「薬理」は完全に知識問題で得点源になる科目なので,絶対に直前期に触るべきですが,私は最後まで触ることはありませんでした(アホですね).

 

予備校講師による大学での授業では,新しく,話題性のある薬を山ほどプリントに載せて,「コレでるかも!」と言いますが,27才の僕のポンコツ海馬はそれを受け付けませんでした.

 

それでも,自己採点では8割あったので,ラッキーだったと思います.

見方を変えれば,ごく基本的な薬や機序さえ覚えておけば,8割は取れる内容だったのかもしれません.

 

あと,各予備校の山かけですが,僕的にもっとも役立ったと感じたものは,無料でネット公開されているメディセレの山かけでした(他の予備校の山かけは有料です).

 

薬ゼミとファーマの山かけは,国試の2日前に行われましたが,各科目ごとに出るかもしれないキーワードを紙いっぱいに載せて配布,一言メモが伝えられる感じです.

量が膨大なため,とても2日間でチェックできる量では無いと思いました.

 

メディセレの山かけは,国試前の数週間前から週2科目の頻度で,各科目の山かけをネット公開していたため,じっくりと考えて取り組むことができ,僕の勉強スタイルに合っていました.

 

 

まとまりの無い文章でだらだらと書いてきましたが,参考になれば幸いです.